【S21最終99位＆123位】赫焔ドミネーション【R2053＆2030】

こんにちは。

海の砂浜、花火、祭り、レゲエ…夏らしいことを一切せず、灰色の高層ビルで死んだ魚の目をしながらExcelに向き合っていたら8月が終わりました。

というか、終わりましたね。夏。

シーズンが終了したので振り返り的な内容になります。

【最終日対戦動画】

www.youtube.com

ムゲンダイナかっこいいから見て

【構築経緯】

① どの伝説を使うか悩んでいたところ、するめ（@iiika_0000）に教えてもらったムゲンダイナ+ヘイラッシャ+ハバタクカミの使用感が非常に良かったため軸に決定。

② ムゲンダイナ軸を使うにあたり、8月下旬から爆増していたディンルー+黒バドレックスに安定して勝つことが最重要課題だったので、重点的に対策することにした。

このため、ディンルーと黒バドレックスに一貫するアラブルタケとグライオンを採用し、相手の構築種類によって2匹のうちいずれかを選出できるようにした。

③ 最後に、ここまでで怪しいハバタクカミ、特殊の積みに対して強く、ムゲンダイナのテラス後も毒菱回収が可能なドオーを採用して構築が完成。

調整・技構成は以下の通り。

【個体解説】

ムゲンダイナ@たべのこし

宇宙。

ムゲンダイナを使用するデメリットとして、「高火力技を押し付けてくる禁止伝説に対して、対面からの毒々+守るによる悠長な戦術が通用せず不利」という点が挙げられるが、素の高耐久+S189の高い素早さからのまもる+みがわりにより、禁止伝説のpp8のメインウェポンを簡単に枯らすことが可能なため禁止伝説にむしろ有利な型となっている。

特にS135準速ラインを抜いていることで、ミライドン・コライドン・パオジアン・ハバタクカミの型判別をある程度行える点が強力であった。

毒技非採用でありながら、pp枯らしによるTOD、ターン経過毎にアドを取り続ける毒としての本質を体現した型のムゲンダイナになっており、対面のすべてのポケモンに圧を掛けることができる超越的存在であった。また、まもる+みがわりを見せた後のC197ダイマックスほう＆火炎放射が読まれにくく、ミライドン・コライドンに対してはEasy Winを量産した。一見対面不利に見えるザシアンに対しても、HAベースの個体が多かったので上からの火炎放射×2で対面殴り勝つことができた。

型を一捻りするだけでここまで破格の性能になるとは正直思っていなかった。

今まで使った禁止伝説で一番強かったです。

ハバタクカミ@きあいのタスキ

禁止伝説ルールにおいて最強の襷。

ムゲンダイナと組み合わせることによりミライドン・コライドンのメインウェポン（龍電気炎格闘虫）を全半減することが可能なため、相手の技選択のジャマーとして非常に優秀であった。

地面テラバーストと滅びの歌の両採用により幅広い禁止伝説に対応することができ単体性能がシンプルに最強。

また、場の降臨時にブーストエナジーが発動しないため、こだわりの誤認により勝ちを拾う試合もあった。

ヘイラッシャ@ゴツゴツメット

HBのバグ。

相手の構築にパオジアン・カイリューがいる場合はムゲンダイナ+ハバタクカミ@1で選出してしまうと積みで簡単に負けてしまうため、物理禁止伝説を軸にした構築よりはむしろこれらの採用率が高い黒バドレックスやミライドン軸にかなり選出した。

物理禁止伝説を軸にした構築はグライオンやキョジオーン、ガチグマによりヘイラッシャを当然対策済のため、顔役に留まってもらい実際にはあまり選出しなかった。

このため、技構成はミライドン軸に刺さる打点となる雪雪崩と地震、高速再生技である眠る、眠るターン消費を無駄にしない寝言で完結した。

アラブルタケ@いかさまダイス

対黒バドレックス最終兵器。

ムゲンダイナで展開阻止が不可能な撒き菱ディンルー+スカーフ黒バドレックス、ママングライ+眼鏡バドレックス等に対する強力なメタとなる。また、挑発叩きグライオンとの差別化点として、①ウーラオスの後投げを許さない ②テラス込みで対面性能が普通に高いが挙げられる。投入当初は怪しく最後まで採用するか悩んだが、最終日1週間前にあいす（@IceplantBax）がこのアラブルタケで毒テラス瞑想ガチグマを対面突破（は？）しているのを目撃し、実は強いんじゃねと思い最後まで使い続けた。

実際黒バド軸に選出して暴れてくれたり、トリル構築に刺さったりしたので採用してよかった。

グライオン@どくどくだま

禁伝枠。

守る+3W構成によりいわゆるディンカイバドに強い。

また、構築単位でランドロスが重いので、いなくてはならない存在だった。
主にディンカイバド、ランドロス入り、受けループ、ルギアホウオウ軸に選出してサポート的な活躍をしてくれた。選出しなくても、選出画面で相手の選出に水ウーラオスを反強制させるので黒バド軸以外にも顔役として圧を掛けてくれたと思う。

ドオー@おんみつマント

実質ムゲンダイナ。

構築的にハバタクカミが受かっていないので汎用特殊受けとして入れたポケモン。

キョジオーンがきつい＆黒バドに対してオボンが食べられない関係上マントで採用した。呪いによる積ませや毒による定数が強力であり、定数で展開を作れる受けポケモンが得意な自分のプレイスタイルに合っていたので選出率はかなり高かった。また、ムゲンダイナのテラス後も毒菱回収を行えるのでサイクル・TOD適性が高い。

瞑想サイコノイズルギアを考えて天然で採用したが、悪だくみバドに抗える他ちいさくなるバトンを積ませたりとギミック系にも強かったので構築と相性がよかった。

【重いポケモン】

・すべての型のアカツキガチグマ

こいつ伝説じゃなかったら何が伝説なんだよ

【結果】

TNそうてん最終99位/r2053 102-54

TN中原岬最終123位/r2030 111-69

【感想】

自身初の2桁順位を達成できて素直に嬉しいです。

今シーズンは土日2日間フルでランクマッチに使うことができたため、ここで決めるしかないと思いながら魂込めてプレイングしていました。

ムゲンダイナに関しては最終日1週間前から使い始めたので練度に不安がありましたが、チオンジェンで7シーズン、キョジオーンで3シーズン戦い続けて鍛えた択の感覚が活きて自然にフィットして使うことができました。

ちなみに最終戦（中原岬ロム2桁チャレ）ではPCの電源が落ちて選出が間に合わず、ミライドン軸にカミタケラッシャ選出をしてボコられて爆笑していました。