SVでポケモン対戦をしていて、キョジオーンとチオンジェン両方で200戦以上回して(性格が終わっている)気づいたことがあったためメモとして残しておく。
両者とも異常耐久と定数ダメージをメインにして戦っていくポケモン。
構成としては、キョジオーンとチオンジェンを互いに比較して差別化点と弱点をつらつら書いていこうと思う。
・キョジオーン
(差別化点)
- 塩漬けは「攻撃技」なので、挑発で止まらない(身代わり以外に汎用性のある拒否手段がない)これで1/8定数ダメージ入るのおかしいよね。なんか。
- 清めの塩により状態異常に強い。もう慣れちゃったけどこの特性何?
- 元のタイプが岩単なので、様々なタイプの強いポケモンと自然に組める
…等、組むポケモンも型も選ばない。
- 型により対応が微妙に異なる。HD毒テラスのろい、HB飛行テラス、HB水テラス地割れ、HBフェアリーボディプレなどテラスによって性能が異なるので、今は単に身代わりしてれば勝てるというわけでもなくなっている(例:水地割れはハバカミの身代わりで勝てるが、毒テラス呪いには勝てない)。
(弱点)
- 目の前のポケモンに塩漬けを入れた後の択がしょうもない
目の前のポケモンに塩漬けを入れたが、攻撃を喰らい自分HPは3/5ほど。このあと相手の交代先に「しおづけ」押すか、居座りに備えて「再生」押すか既に択になっている。毎回これやるのが結構しょうもない。
- 「しおづけ」を受ける”覚悟”を持った高火力に弱い
具体例を挙げると悪テラス鉢巻パオや剣舞ウーラオスがそれに当たるが、しおづけを飲みこんでキョジオーンを倒すという確固たる意志をもったポケモンには普通に負ける。こちらは相手の破壊枠や隠密枠まで考えて選出を考えはするものの、テラスはキョジオーンに切るのでキョジオーンを失うとその分選択肢がない中で戦わないといけない。 - ステロ+おんみつマント
まあ、「キョジオーンを出さない」っていうのがこれは正しいんだけど、相手にカイリューとかパオジアンがいると投げたくなってしまうときはある。そういうときにディンルー+マントサーフゴーみたいなガンメタ選出されると裏の炎タイプごと貫かれて気悪くなる。
・チオンジェン
(差別化点)
- 特性込み耐久種族値が高い。B約140(特性込み)D135という破格の耐久を誇り、居座り性能に関してはキョジオーン以上だと思う。
- 異常耐久を持ちつつもギガドレインやイカサマをタイプ一致で押せるため、対面性能が普通に高い。どの技を選んでも中間択気味なので、キョジオーンほど択が不毛ではない。
- イカサマやギガドレインがあるため身代わりでは対策しづらい。
(弱点)
- 状態異常が辛すぎる
電磁波、毒を押されるのでキョジオーンより絡め手に弱い。 - 強い悪タイプと組みたくない
悪タイプなのにサーフゴーが気まずいという致命的な欠点を抱えているので、サーフゴー受けを用意したい。一方、受けの補完的に向いているのは毒タイプなので、とか再生持ちサーフゴーに弱いポケモンとセットで出したかったりする。
悪タイプに限らず、組むポケモンをかなり選ぶ。 - 型の匿名性がない
バークアウトとか悪の波動とか入れたい技はいっぱいあるが、龍舞カイリューを考えるとイカサマは抜けないので型は固定化されがち。
結論
零度パオで対策しましょう